看護師に看護観は必要なのか

看護師になりたいという理由は人それぞれで、明確な定義は存在しません。
子供の頃に看護師のお世話になった、看護師として働いている親を見て、など一人一人の状況が異なるように志望する動機も違うものです。
ですが、レポート提出や看護の現場では自分の看護観を問われることもあり、看護師にとって看護観は必要なのかというテーマは古今東西を問わずに発生しています。
そして、そもそもの看護師の仕事は医師をサポートしたり、患者へ医療的ケアを行ったりとその業務は多岐に渡ります。
しかし、初めは看護観を持っていた人も日々の業務の中でうっかりその看護観を忘れてしまうことも多々あります。

ちなみに看護観を持っている人に共通するものは患者に対する献身的な気持ちで、元気になれるように、退院ができるようにと願いながら業務を行う人が多いです。
ですが、看護観は先輩看護師からの言葉や業務姿、自分が積み重ねた経験によっても左右されるものなので、看護観はこれと決めつける必要もありません。
ただし、何も考えずに看護師の仕事に就いている人よりも、何のためにこの仕事に就いているのか、自分の看護師としての使命は何か、などの看護観を持っている人の方が患者や同僚からの信頼は厚いです。
また、看護観は目標にも繋がり、自ずと看護師としてのスキルアップもできます。
そのため、初めは明確な看護観がなくても実際に医療現場で働くことになった時は先輩看護師に自身の看護観を聞いてみてはいかがでしょうか。
また、このような参考サイトもあったので一読しておくことをお勧めします。